バルブケース交換・他







注文していたガンマ125用のドレン付きケースが届いたので取り付けてみます。
ここ1週間、ほぼ毎日TSを整備してたせいか、腰が痛くなってきました(汗








ケース交換の前に、エアクリーナーを湿らせたので取り付け。
AirTec専用のエアクリオイル買ってないので、手持ちのDNAフィルターオイルを塗布。

専用品じゃなくても大丈夫っしょ!






次は噂の『自爆装置』と呼ばれるスズキの排気デバイスAETCのチェック。
ヤマハのYPVSみたいなもんです。

エンジンかけて軽く吹かすと、少しですがピコピコ動いてます。
シャフトのボルトがやたらと綺麗なので、もしかしたら分解洗浄した直後?






チャンバーとラジエターを外して作業するのが基本のようですが、横着してチャンバーだけ取り外し。
オフ車のチャンバーは胃袋みたいだ…。






黄色○のケースを外すとバルブを確認できます。

なぜかネジゆるゆるで止まってました。
指先でスパナ持ってひっかけただけでスルっと回ったんだけど…。

長いことメンテしてないTS系エンジンだと、ケース外したとたんにオイルがデロンと垂れるみたいですが、
そんな雰囲気もなくパカっと普通に開きました。

それにしてもシリンダー周りキタナイ。






おっ!思ったより全然汚れてないです。






ネットで見かけた画像はこんなことになってましたが、うちのTSちゃんは殆ど汚れてません。
前オーナーさんがピストン交換したときに一緒に分解洗浄したみたいです。ラッキー☆






バルブの方は…んん?あまり汚れてないけどなんか変だ。
TSの整備ブログとかで見ると、真ん中の穴が開いてるところに+ビスが入ってるし、
シャフトの左側に戻りのスプリングっぽいのがあるんですけど、これには付いてない…。






ネットで拾った画像


もしかすると、一度バラして掃除したけど、部品が出なくてそのまま組んだんかな?
それか前期型はこんなんでいいとか…?

中でビスとかスプリングが粉砕してて、転がってないか、指でほじくり回して確認してみたけど何も無いです。
この状態でもバルブ正常に動くん?
もしかしてバルブ動かず置物と化してる?

よくわからん…。

どうしようもないので、そのまま見なかったことにして対策済みのケース取り付けることにします(ぉぃ

バルブ外すとなるとシリンダー引っこ抜かなきゃいけないし、今んとこ調子よく動くのでしばらくそのまま走ってみることにします。
今でも結構速いのに、バルブが正常に動いてるともっと速くなるんかな?






右の黒いのがドレン付きの対策済みケースです。
ガンマとかウルフ125用のケースなんだとか。






ただでさえ工具入らないのに、ドレン部分が邪魔で余計に面倒に(汗
右下のボルトなかなか締まらん。

TS系にこのケース付けると、フレームが邪魔でドレン部分を下向き配置出来ないって書いてましたが、
普通に下向きで取り付けできました。

後期型はフレームが太くなってるのかも。








ドレンホース付けた後チャンバー取り付け。
チャンバーのスプリングが一つ無いけど、しっかり止めれたので大丈夫かな。

ついでにキタナイチャンバー根元周辺をざっと掃除しました。
ガスケットは新品に交換。






バルブケースからのドレンは大気開放してるとその辺ベトベトになるし他車の迷惑になるので、
コーヒーの空き缶を利用してキャッチタンクにしました。

こないだ計り忘れてた空気圧もチェック。
前後1.5入れてみました。






カバー類を取り付けて作業終了ー。
排気デバイスの件が気になるなぁ。ちょっと不安。

チャンバーガスケット交換したので、排気漏れが止まり少し静かになりました。
そのまま町内をぐるっと回ってテスト走行。

ヘッドライトが暗すぎて前が良く見えん(汗


エンジン温まってきたので回してみると、何故か前より速くなってます…。
エアクリ交換したおかげか排気漏れが止まったおかげか、パワーバンド入ると加速が強烈。

排気バルブはあれで正常なのかも。
動かない置物バルブだとこんな加速し無さそうだし。

なんせ絶好調になったので良しとしとこう。




もどる