パワーコマンダー取り付け








ついに念願のパワコマを手に入れたぞー!

最初、PCVを注文し、輸入にしばらく時間がかかるとのことでしたが、
数日後、PCVは廃盤になって北米にもありません と、メーカーが回答してきました。

えー。どうすんのこれ。困ったことになりそうな気がしましたが、
08〜09用のPCXが06にも取り付け可能ということを教えてもらい、
そちらを注文し直しました。

国内には在庫が無いらしいので、アメリカから3週間ほどかけてやってきました。


早速取り付け!






シートカウルを外し、タンクを持ち上げます。






スロットルボディから出ているカプラーにパワコマを割り込ませます。

次にスロットルボディポジションセンサーの信号を拾うために、
ECUから出ている配線に割り込みタップを接続します。

丁寧な日本語取説もあり、難なく取り付けできます。









次にO2センサーを外し、メクラを打ちます。
毎度のことですが、O2センサー固くてなかなか外れません。
力ずくで回そうとするとO2センサーの根元からボロっと外れそうでちと怖い。。。
ジワジワ力を加えていき外しました。






車体側のO2センサーカプラーに、付属品のO2オプティマイザーを取り付けます。






アースを取り、これで準備はOK。

PCにPCXのソフトをインストールし、
PCとPCXをUSBケーブルで接続します。






インストールディスクに、あらかじめある程度セットされたマップがたくさんあるので、
その中からArrow Full Racing Exhaust Stock or Aftermarket AirFilter
というマップを見つけてPCXに放り込みます。

サイレンサーは違うけど、大体は合うでしょう。






接続した状態でエンジンをかけてみると、リアルタイムで回転数が表示されます。
バイクにPCを繋いでると、なんかレーシーでカッコイイ!

純正マップは、アイドリングが1500くらいで回ってましたが、
PCXで補正すると1200〜1400くらいで少し低め。

えらく静かに聞こえます。

カラ回ししてみると、レスポンス良い〜☆






細かいセッティング方法は、後ほどおいおいと覚えることにして、
さっそく多○良木ダムへ試運転しにいきました。

走り出したとたんに分かる低回転でのトルクアップにテンション上がりまくりw
低速のトルクアップはもちろん、7000〜15000回転くらいは明らかに今までとは違う排気音で、
加速感が非常に暴力的。
アホみたいにエンジンが回り、他人のバイクに乗っている感覚。

なんじゃこりゃー!R6が化けたぞー!

2速でもスロットルをラフに開けるとフロントの接地感がなくなり、いまにも空飛びそうです☆


多○良木に着くと、既に先客さんが走っておられました。








神戸から走りに来ている40代くらいの方で、このクソ暑いのにツナギ姿です(スゲー
08年式のZX-10Rで、なんと走行距離が99997`!
あと3`で10万突破なんですよ〜。と笑顔でおっしゃってましたw

この手のバイクで走行距離10万とか・・・(驚愕
ツーリングに出かけると、大概一日500`以上走るようです。
足腰丈夫な方なのね☆

このでっかい赤のKawasakiステッカーは、自作ですか?と尋ねると、

モーターボート用やで☆と教えてくれました。
対海水仕様のステッカーなので、とても丈夫そう。

数年前に、走行中に横から鹿に跳ねられて吹っ飛んだそうですが、気合で直したそうです(汗
車体も綺麗で、整備もよくされているようだし、バイク愛が感じられますw

10Rの方と数周いっしょに走って遊んだのち、
しばらくバイク談義に花を咲かせ、夕方になったので帰宅しました。

誰かと峠道を走るのは久しぶりで、少し緊張しました☆

08の10Rは後ろから見るとすごくスリムで、600みたいにヒラヒラと軽そう!



パワコマ入れての感想
今まで2速立ち上がりでは少しもっさい感じで、たまに1速まで落としてから加速していましたが、
パワコマのおかげで2速低回転でもトルクもりもりで、余裕で立ち上がってくれます。

先程も書きましたが、加速感が凶悪。
ヘアピンなど低速からのスロットルガバ開けは今まで以上に危険。

6速100`からでもシフト落とさずにちょいとアクセル捻るだけで、
あっという間に赤切符速度が出ます。

中回転でのアクセルのツキが良すぎて、ちょっとギクシャク。
少しアクセルワークがシビアになったかな。

高回転はフロントの接地感がなくなってくるので、怖くて回してません(汗
慣れないうちは、気を付けないと簡単に吹っ飛びそうです。

アフターファイアの量が極端に少なくなり、エンブレが少しゆるくなった気がします。
今までかなり薄い状態だったようです。


正直、ここまで変わるとは思っていませんでした。サブコン恐るべし。



ただ、R6はフライバイワイヤ(電子スロットル)なので、
スロットルグリップを100%に開けても9000回転以下だと
スロットルバルブ開度は60-80%で、正確なスロットルポジションが判りづらくなっています。

マップを見ても、スロットル100%の10000回転以下は、あまり数値が入力されていません。
どんだけスロットル開けてもバタフライが全開にならないため数値を入れても意味がないようです。


出先でセッティングするには、ノートPCを持っていかなくてはなりませんし、
キャブ車みたいに山で走りながらセッティングは難しそうです。

調べてみると、Windowsタブレットだとパワコマのソフトがインストールできるようですので、
持ち運びの楽なタブレットとかいいな〜と考えとります。

宝くじ当たらんかな。




もどる